副業DTMと本業を両立する時間の作り方【リモートワーク実践例】

本業と副業DTMを両立するうえで、一番の課題は時間の配分だ。自分は会社のゲーム制作とフリーランスの音楽制作を毎日並行している。どちらもリモートワークという環境を活かして、どう時間を作っているかを実例として書く。働き方は違っても、時間の使い方の考え方は副業DTMにそのまま応用できるはずだ。

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時間帯で作業の種類を分ける

毎日両方の仕事をやるうえで意識しているのが、時間帯によって作業の種類を分けることだ。

会社の業務は、修正やブラッシュアップが中心になることが多い。これは午後から夜の時間帯に作業している。理由は二つあって、一つはチームとの連絡がその時間帯にスムーズだから。もう一つは、修正系の作業は集中力のピークを必要としないからだ。

作業には「集中力をフルに使うもの」と「そうでないもの」がある。これを時間帯に合わせて振り分けるだけで、1日の効率が変わる。脳のコンディションと作業の性質を合わせる、という考え方だ。

ゼロイチの集中作業は朝に持ってくる

新しい曲を作るような、ゼロから生み出す作業は朝に持ってくる。

ゼロイチの作業は、一番集中力を使う。頭がクリアな朝のうちにこれをやってしまう。最近は、単発で完結するコミッションワークがここに入ることが多い。朝の集中できる時間帯に一気に仕上げてしまうイメージだ。

逆に、夜にゼロイチの作業をやろうとすると、なかなか進まない。アイデアが出にくいし、判断も鈍る。創作系の作業を夜に回すのは、自分には合わなかった。

一番集中力が要る作業を、一番頭が冴えている時間に置く。これだけで同じ作業時間でもアウトプットが変わる。

副業DTMに当てはめるなら、本業前の朝の時間に作曲のような集中作業を置く、という形になる。夜にまとめてやろうとして進まない人は、朝に少しだけ時間を作ってみると変わるかもしれない。

緊急度で配分を動かす

基本は毎日両方をやるが、比率はその時々の優先度で変える。固定の時間割を厳密に守るのではなく、緊急度に応じて柔軟に動かしている。

たとえば、追加料金ありの急ぎ案件をフリーランスで受注した時。この場合は会社の稼働を一時的に止めて、コミッションワークを一気に仕上げる。仕上げてから会社の業務に戻る、という動き方だ。リモートワークで裁量があるからこそできる調整でもある。

大事なのは、「毎日きっちり同じ配分」にこだわらないことだと思っている。緊急度の高いものを優先して、落ち着いたらまた通常配分に戻す。この柔軟さがないと、急ぎの案件が来るたびに破綻してしまう。

副業の場合は本業の時間を止められないことも多いが、「副業側の波に合わせて、自分の自由時間の使い方を調整する」という考え方は同じように使える。忙しい週とそうでない週で、副業に充てる時間を変えていい。

22時以降は仕事をしない

時間を作る話と矛盾するようだけど、終わりの時間を決めることも同じくらい大事だ。自分は22時以降は仕事をしないと決めている。

その日に作業時間が多めに取れたら、21時には終了していることもある。それ以降はリラックスの時間に充てる。

区切りを決めない働き方は、一見たくさん作業できそうに見えて、実は効率が悪い。終わりがないと、ダラダラと作業が伸びる。集中力も落ちる。「この時間で終わる」と決めるからこそ、その中で集中できる。

両立というと「いかに時間を詰め込むか」を考えがちだけど、休む時間を確保することが結果的に翌日のパフォーマンスを支える。長く続けるためには、止まる時間を決めておくことが欠かせない。

終わりの時間を決めることは、サボりではなく戦略だ。休む時間があるから、翌日また集中できる。

まとめ

  1. 時間帯で作業の種類を分ける。集中力が要る作業とそうでない作業を振り分ける
  2. ゼロイチの集中作業は朝に持ってくる。創作系を夜に回すと進みにくい
  3. 緊急度で配分を動かす。固定の時間割にこだわらず、柔軟に調整する
  4. 22時以降は仕事をしない。終わりを決めることで集中力が上がる

両立のコツは、時間を詰め込むことより、作業の性質と時間帯を合わせること、そして終わりを決めることだと思っている。働き方は人それぞれ違うけれど、「集中作業は朝」「終わりの時間を決める」あたりは、副業DTMにもそのまま応用できるはずだ。参考になればうれしい。

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