「納得がいくまで、できるだけ調整したい」
クリエイターなら、その気持ちは痛いほど分かる。僕も根性論は好きだし、細部へのこだわりが作品の魂を決めると信じている。だが、副業として「資産」を積み上げようとするなら、その完璧主義が最大の敵になることもあるんだ。
今回は、なぜ僕が100点の1曲に固執せず、80点の10曲を世に出すことを選んでいるのか。その戦略的な理由について話したい。
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1. 「完璧」は、終わらせないための言い訳だ
僕が「まだ納得いかない」と言って筆を置かない時、その裏には「世に出して評価されるのが怖い」という臆病さが隠れていることがある。と思ってる。完璧を追い求めているフリをして、実は完成させることから逃げているだけではないか。ビビってないか。
クリエイターにとって、最大の罪は「完成させないこと」だ。HDDの中に眠っている「100点に近い未完成品」は、誰の耳にも届かない以上、価値はゼロだ。それよりも、今の自分の全力である80点を叩き出し、市場に問う。その一歩が、資産としての第一歩になる。
2. 経験値は「完成させた数」に比例する
以前、装備を整えることでレベルアップするという話をしたが、中身のステータスを上げるのは結局のところ「打席に立った数」だ。
- 1曲に3ヶ月かけて、1つの展開しか学ばない人
- 1週間に1曲作り、12通りの展開を試した人
1年後、どちらが「いつも決まる音」を鳴らせるようになっているかは明白だ。80点の完成品を10個作るプロセスで得られる知見は、1つの完璧主義では決して手に入らない。量をこなすことでしか見えてこない「1ミリの微調整」の正体が、確実にあるんだ。
3. 資産は「面」で捉える
noteでの販売やストック収入を考えるなら、商品は1つよりも10個ある方が圧倒的に強い。100点の芸術品を1つ置くよりも、80点の良質な素材を10個並べる方が、ユーザーとの接点は増え、信頼という名の資産は「面」で広がっていく。
もちろん、手を抜けと言っているわけじゃない。その時の「今の全力」を出し切り、これ以上は今の自分では越えられないという境界線を見極める。その「戦略的な引き際」こそが、プロとしての矜持だと思っている。
結びに代えて:君の「80点」を待っている人がいる
君が「まだ足りない」と悩んでいるその曲も、誰かにとっては「探していた最高の音」かもしれない。完璧主義という檻に閉じ込めておくのは、もう終わりにしよう。
さあ、今日の「1ターン」で、その曲に区切りをつけよう。外の空気を吸いに行く前に、アップロードボタンを押す準備はできているかな?





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