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展示販売会の名の通り販売会の色が濃い場内
埼玉県所沢市開催。
平日だったせいか来場者は俺を含めて3人くらいだった。最終的に俺一人で見てる状況だった。
展示スペースはもちろん撮影禁止。
広さは10m四方くらいで、こじんまりとしたスペース。
四方の壁に掛けられた作品を眺めてゆっくりめに回っても30分あれば足りる。
あと、ラッセン展も同じスペースで同時開催されてた。確かにファンタジーアート展だ。
展示会というよりは販売会の色が濃いイベントだった。
「クレジットカード決済できます」的な案内表示が作品と作品の間に結構な頻度で貼られていた辺りに本気度を感じた。
服屋の店員のノリでイベントスタッフが気さくに声をかけてくる
入場した途端にイベントスタッフが気さくに声をかけてきて作品の魅力とかを語ってくれた。
なんとなく服屋の店員っぽいなって思った。
「お客様はあれですか、FFシリーズだとナンバリングいくつくらいからプレイされてたんですか?」
みたいな感じで結構頻繁に絡んでくる。俺より先に入ってた入場者にも別のスタッフが付きっきりで話し込んでた。
平日の人がいない時間帯でゆっくり話ができそうで、せっかくなので色々きいてみた。
この展示販売会では主に版画の販売がメイン。
天野喜孝氏は版画の制作にも熱を注いでいるとのことで、版画の魅力をスタッフに語っていただいた。
曰く、
- 水彩や油絵と違って経年劣化しにくい
- 立体的な表現が可能になる
- 光の当たり方によって独特な表情が生み出される魅力がある
水彩や油絵と違って経年劣化しにくい
水彩や油絵が経年によって姿を変えることを劣化って言うのは大丈夫なのかい?とは思ったが、そこは黙っておいた。
80年は品質が保たれる造りなんだそう。
確かに表面にコーティング施されたような光の反射が見てとれた。
それでいて引きで見ると水彩画のタッチは表現されていて、角度によっては上塗りされたキラキラッとした塗料が光を反射していた。
立体的な表現が可能になる
版画で色彩の表現を行うことによって、かなり精細な表現が可能になるとのこと。
天野氏と版画師とが綿密に打ち合わせをした上で、エアブラシのように塗料を細かく何層にもわたって吹き付けて作られていて、版画でしかできない表現が行われているらしい。
油絵みたいなちょっと盛り上がりのある表現を直近で見て、確かに、と頷いた。
光の当たり方によって独特な表情が生み出される魅力がある
これは前述の通り、立体的な表現によるもので光の反射によって見え方が変わったりして面白かった。
絵そのものと、キャンバスの見え方が変わっても結構印象変わったりした。
版画だから無限に量産するのではなく、各作品ごとに作られる枚数に限りがあるらしい。
販売価格はだいたい40万円〜120万円くらい
作品タイトルと、価格と、その上限制作枚数が作品の下に表示されていた。
値段はパッと見40万円〜120万円くらい。
一番多かった制作上限枚数は280枚とかだったはず。
値段が付いていない作品もあった。
「スタッフにお尋ねください」
みたいな表示で。
FF6のパッケージの絵画がその感じだった。オーダーメイドだからというのが理由だそう。
買取の契約後に制作が行われるらしい。
金属板に印刷されたバージョンが、額装込みでだいたい80万円前後という話だった。
ライトアップされた作品を目の前に座して眺める貴重体験
最後に「一枚持ち帰れるとしたらどれを選びますか?」と問われて、
「吸血鬼ハンターD」シリーズの版画を選んだ。
レクチャーを受けた版画のメリット+綺麗な水彩のタッチ感が表現されててなんとなく一番眺めてて心地よかったから。
モノトーン調なのも気に入ったのかもしれない。
それをイベントスタッフが鑑賞スペースまで運んでくれて、ハロゲンライトで照らした作品の目の前に座って眺める時間をくれた。
これは嬉しい貴重な経験だった。各作品に売約の表示が結構並んでいたのはこういうわけだよきっと。
普通にみるだけのつもりで行ったら部屋に飾りたくなる気持ち、わかるぜ。
このファンタジーアート展、日本全国で順々に開催されている。
海外での開催予定は無いらしい。
残念。海外のファンたちよ。日本に来るしかないね。
あと、予約特典でマウスパッドをいただいた。





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